先日滋賀県のお付き合い先に訪問した時のこと。
約半年くらいお話しをしていなかった女性スタッフと面談する機会をいただいた。
2店舗体制になり会社の雰囲気なども変わっただろうなと思い、
いろいろと教えていただいた。
どの会社でも良くあることだが、
ある店舗の雰囲気が少しギスギスしている様子だった。
皆さんにお話しを聞かせていただくと、
どうも誰それがもっと気を使えば・・・とか
最低限誰でもできるようなことだけでもやってもらえれば・・・
言っても言っても直らない・・・
など人に依存した意見が多数あがってきた。
このようなことがあるので、会社での仕事を楽しんですることができないと。
イライラしてしまうと。
私もそうだったが、私ならこのように動く!
私ならこれくらいの気を使う!自分と他人を比較して考えている時があった。
入社当時、新卒からスタート1年は勝負だと思ったから必死に働いてきた。
しかし、この考えを押しつけても受け入れられない。
人の置かれた状況によって考え方は変わるのだと考えられるようになってから人との接し方が変わった気がする。
生まれてから死ぬまでずっと頑張れる人なんていないと思う。
だとすれば、頑張る期間も頑張ろうとする時も人によって変わる。
人によっては、スタートは様子を見ながら頑張りすぎず、
徐々に加速して頑張ろうとするタイプもいるだろう。
また、プライベートの状況によって仕事も頑張れたり、そうでなかったりする人もいると思う。
賛否両論はあるだろうが、
私は基本的にはすべて自分の考え方次第だと思っている。
今置かれた状況を楽しめるかどうか。
それは考え方次第だろう。
他人は人の良いところ・悪いところを極端に見て比較してしまう。
正直全部自分都合だ。
人によってはやらなければと思ってはいてもやれないこともある。
でもだからといってダメ人間かというとそうでない。
社内の人間からしたら役立たずと見えていても、
外にいくと評価が変わるかもしれない。
ミスがあるからかわいげ気があり、お客さんをつかめているのかもしれない。
完璧な人間が仕事を取ってこれるかどうかなんて分からない。
人間なんてそんなもんだと思う。
だから、会社には様々なタイプの人間が必要で、支えあっていかなければならない。
悪いところを見つけるのは簡単だ。
私がコンサルタントとして一番初めに叩き込まれたことは、
会ってはじめにその会社の良いところをどれだけ見つけられるかだ。
欠点を指摘されて伸びる会社・人なんていない。
それよりも良いところを褒めて欠点を欠点でなくすか、
そんなことどうでも良いと思えるようになってもらうかが重要ではないか。
嫌なところを見つけるのは本当に簡単だ。
しかし、そんなことを見つけるのが上手くなっても気持ちがめいってくるばかりだ。
そんなことに労力を使うぐらいなら、良いところを見つける名人になりたい。
女性スタッフとお話しをしていながらそんなことを感じて話していた。
すると女性スタッフから、私の立場で会社を見て良いところってなんですか?
と聞かれた。それは是非自分で探してもらいたいと思っているが、私なりに考えてみると。
・社員が人間的に信頼できる人ばかりで、財布を盗まれるなどを考えなくて済む環境にある
(こういう心配ごとがあるとストレスが溜まるし、案外そのような会社も多いと思う)
・会社がつぶれる心配をしなくても良い。(年間売上目標などしっかりと立てて取り組んでいる会社なんて建設業界にはまれ)
・女性の正社員が自分だけ。(会社に好きなことを提案できる)
・毎晩遅くまで残業があるわけではないので、好きなように時間を使うことができる。
(プレイベートを楽しむこともできるし、スキルアップにあてることもできるのでは?)
・バリバリに仕事ができる人ばかりではないので、いつも劣等感に苛まれる心配がない。
(これも案外ストレスじゃないでしょうか)
・営業に移ることもできるし、職種のバリエーションがある。
・社長から期待されているし、信頼されている。
(社長が言いたいことを変わりに言ってくれて助かるという評価があるような)
上記事柄も基準があって言っているのではない。
夜遅いという言葉一つとっても、何時がその人にとって遅いかなど分からない。
ようは自分の近くにいる人(ちっぽけな世界)と比較して判断しているのだと思う。
妬みが入るような他人比較をすることにメリットはないと思う。
自分がより頑張るためにあの人はあれだけ頑張っているのだから頑張ろうという発想は良いと思うが・・・
自分は恵まれていると思っている方が幸せだ。
入るのが難しいといわれている会社に勤めて劣等感に苛まれるより、
そんなことを感じずに気分良く仕事を出来ている方が幸せだと感じたい。
仕事を楽しめるかどうか。
人生を楽しめるかどうか。
それは自分の考え方ではないだろうか!?
少し生意気ではあるが、そのような考え方を書いてみた。
(株)ソフトリンクの三島がなるべく平日毎日経営コンサルティング日記をお届けします
関連会社 節水・節電で省エネを!(株)近畿エコストのホームページもご覧下さい。
By 三島 唯資 on 2008年8月30日 12:30
| Permalink | Comments (0) | TrackBacks (0)
最近のコメント